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新宿駅に交通センター?南口JRビルが危険なわけ

 
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 JR新宿駅の南口では、老朽化した甲州街道の線路を越える橋(跨線橋)の架け替え工事が進んでいます。それとともに姿を現してきたのが、ホームを縫うように柱が立てられ、中央線・山手線など幾多の運行中の線路の上に立てられている巨大ビルです。

 このビルには、高速バスのターミナルと、商業施設などが入る予定ですが、このビルの建設はまさに狂気と言うほかないでしょう。大地震などの際にこのビルが崩れれば、ビルにいる人だけでなく、その下を通る列車の乗客もまた犠牲になりますし、交通網の復旧が大変困難になってしまいます。

 一見、線路の上に立てられているように見えるビルも、大抵は線路上空からはずれていることがほとんどです。しかし、新宿駅南口のビルは、山手線・中央線などの東京の大動脈の上に覆い被さるようにたち、しかも30階を超える高層ビルになるといいます。ハッキリいって、そんなビルの下を通る電車に乗りたくないですね!?

 現在でも、ルミネ2は橋上通路に建てられていて、
これも好ましいこととは言えません。南口のビルが竣工したら、渋谷から高田馬場に行く際にも、東京・上野を経由する内回り電車で行った方が安全かもしれません。

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