楽しく読めて役に立つ、オール書き下ろし記事でお送りする新しい事典
「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
>> 京浜東北線と中央総武線、どちらが便利?
>> 食べても太らない体質、自慢して嫌われる

「中央総武線」って何? そんな路線あるの?

 
スポンサーリンク
 「中央総武線」という呼び名を、ニュース記事などで目にするようになりました。総武線なら知ってるけど、中央総武線って、新しくできたの? 戸惑う人も多いと思います。

 中央総武線というのは、国電時代に「黄色い電車」と呼んでいた、総武線と中央線を直通して走っている電車の通称です。総武緩行線と中央緩行線を直通して走っているため、小岩、両国、飯田橋、千駄ヶ谷、大久保などといった駅は、JRではこの「中央総武線」だけが停車する形になります。

 要するに、三鷹~千葉を、各駅停車で走っている電車のことなのです。一部電車は、中野や津田沼などで折り返します。

 JRの車内放送などで、「中央総武線」の呼称が定着して使われるようになってきました。しかし、「中央・総武線各駅停車」とか「中央線(総武線直通)」とか、いまだに完全な統一を見ているとは言いがたいです。「中央総武線」は「京浜東北線」と同じノリでで発音できますので悪くないですが、利用者に対してはいまいち浸透しているとは言いがたいですね。

 この名称は、日常会話ではまず使うことはありません。
普通は、区間によって単に「総武線」というか、「中央線」というかのどちらかです。

スポンサーリンク
は編集部のオススメ記事です。