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常磐線の分かりにくさは異常!②複々線であること

 
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②複々線であること

 マイナーなクセをして、というと言葉が悪いですが、常磐線は複々線化されていて、取手までは「常磐快速線」と「常磐緩行線」に分かれています。「常磐快速線」は、取手までの快速電車と、土浦・水戸方面まで行く中距離列車やスーパーひたちなどの特急列車が走ります。快速線は、上野~取手間は、日暮里・三河島・南千住・北千住・松戸・柏・我孫子・天王台にしかホームがありません。

 ところで、最も問題なのは、
「常磐緩行線」つまり各駅停車が、北千住からは地下鉄千代田線になるということです。つまり、亀有・金町・馬橋・北小金などの快速通過駅からは、そのまま乗っていても常磐線の終点である上野へは行かれず、自動的に千代田線に連れて行かれます。

 このことから、通勤五方面作戦と称して複々線化された当時から、「迷惑乗り入れ」と揶揄された歴史があり、快速通過駅の利用者は、不便を強いられてきました。新宿方面に行く場合、西日暮里で乗り換えるのが早くて楽ですが、東京メトロの料金を取られてしまうため、北千住で一度、快速線に乗り換えて日暮里で山手線に乗り換えた方が節約になります。

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