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住宅街において、自分の家の前の道路の掃除や雪かきは、当然、その家の人の仕事です。道を挟んで両側に家が建っているなら、道路の中心線までは、最低、自分の家の受け持ちと考えて、掃除も雪かきもするべきでしょう。
では、角地の場合はどうでしょうか? この点において、角地は実にワリをくっていると言えます。
直角に交わる十字路の一角にある、正方形の土地を考えてみましょう。門がどちら側に付いているかにかかわらず、この家の掃除・雪かき負担は、どちらの道にも及びますから、これだけでも角地でない土地の2倍ぐらいになります。
しかし、それだけではないのです!
十字路の交差点内の4分の1も、もちろん、この家の受け持ちです。また、角地では2mスミキリがありますが、この部分も、掃除や雪かきをせねばなりません。
角地ということで、風通しや採光も良く、
容積率の緩和がある場合もありますが、落ち葉の掃除など道路のメンテナンスに関する限りは何かとメンドウというデメリットも覚えておきましょう。
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