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よく、「正しい箸の持ち方ができないと恥ずかしい」とか、「箸の持ち方が間違っている男性はロクではない」などのことが言われます。しかし、「正しい箸の持ち方」って何ですか? 一体、だれが正しいと決めたのでしょうか。
使いやすいように使えばよいというのがその答えです。しかし、伝統的とされる持ち方は一応、一定の合意が得られているようで、それ以外は正しくないと言われているのです。
箸の持ち方が間違っていると言われたら、「いや、私は日本で3番目に多い持ち方で箸を使うのです」等と答えましょう。
「握り箸」「人差し箸」「交差箸」など、間違っているとされる持ち方は
いろいろありますが、日本人で二番目に多い持ち方は、箸を動かす際に親指を動かさない持ち方です。この持ち方だと箸どうしが並行になり、麺類を食べるときには「正しい持ち方」に比べて明らかに機能的で優れています。
食べる料理によって箸の持ち方を変えるというのも、妙案かも知れません。
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