グルメ口コミサイト「食べログ」が広まるにつれ、飲み会や食事会の開催に際して、ある種のトラブルが起きているといいます。元来、店を幹事が選ぶときは、知っている店か、グルメ本か、人に聞いて、選んでいました。今でも、そういう人がいることは疑いがありません。 そうやって幹事が決めた店を、よせばいいのに食べログですぐにチェックして、「その店、食べログで○○点だよ」などと要らぬことを言う輩がいるのです。幹事の顔を潰しますし、苦労を台無しにする一言です。しかも、食べログの評点などいい加減なもので噂みたいなものですから、「その店、悪い噂があるよ」と水を差しているようなものです。 下手をすると、飲み会のその場で食べログで調べ出す人もいて、場を凍らせます。これには、幹事も激怒するでしょう。他の参加者だって、良い気持ちがするはずがありません。今いる店の、他の人の評価など、その場では知らない方が良いに決まっています。 これからは、自分が店を選ぶべき立場にない場合は、その飲み会なり食事会が終了するまで、 食べログなどのクチコミや評点をチェックしない、という暗黙のマナーのようなものが必要になってくるのではないでしょうか。