電車・列車に装備された、座席の上にある荷物を置く棚は、なぜか網状のものでできてスケスケな「網だな」が一般的です。ほこりがたまらず掃除が不要というのがその理由でしょうか。 しかし、これだと、ほこりや土、液体、小さいものは落ちてしまいます。 特に通勤電車・近郊電車だと、網だなは、座った乗客の荷物を置くというよりは、その座席の前に立っている乗客が荷物を置くことが多いのです。つまり、座席に座るということは、頭の上にどんなにか汚い荷物を置かれるかも知れないですし、塵芥がふりそそぐ可能性や、下手をすると液漏れした荷物から正体不明の液体がこぼれてきて、頭にかかるかも知れません。 ですから、ロングシートの電車では、座席に座る際は、なるべく 自分の荷物を自分の頭上の網だなに置くと良いでしょう。他人の荷物を置かれないようにするためです。