女装愛好者の男性は、意外に多いようです。しかし、その多くは、いわゆる「カミングアウト」をしておらず、自室でネクラに女装を楽しんでいるか、せいぜい深夜にこそこそと外出する程度のようです。

　そんな愛好者にとって、女装しているところを知り合いや家族・友人に見られるというのは絶対に避けたいことの１つです。しかし、不幸にも、女装を家族や友人に見られてしまったとき、一体、ごまかす方法はあるのでしょうか？

　まず、女装自体は悪いことではありません。犯罪性はなく、法律の範囲内で女装を楽しむのは当然の権利であり、ただ、変態なだけです。ですから、悪びれなく堂々としていることがとても大切です。「弱みを握られた」というような顔をしていると、後でどんな要求をされるかも分かりません。気をつけましょう。

　ごまかす方法の１つは、「今度、学園祭で女装することになって……」とか「会社の宴会の余興で……」という定番の方法があります。これは、ウソと見抜かれる可能性が高く、また後日写真でも要求されたら、困りますね。

　他には、「通販で服を買ったら、間違えて送ってきたみたいで……」というやつです。 それにしてもわざわざ試着することもないとは思いますが、「魔が差した」のレベルで済ませることができるかも知れません。

　母親や姉など、家族の衣類で女装を楽しんでいたなら、もう言い訳はできません。一生、変態と思われて生きるしかないでしょう。しかし、懇願するのです。「お願い、誰にも言わないで……」家族の頼みなら、聞いてくれるかも知れません。