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目覚まし時計というのは、一度鳴り出すと、止めるか電池がなくなるまで鳴り続けるものが大多数です。これが問題となるのは、時刻設定を誤っていて、または旅行などで家を空ける際にアラーム設定を切り忘れて、鳴りっぱなしになってしまうことです。
家族が同居していれば良いですが、一人暮らしの集合住宅などでは、この音は隣家において相当な苦痛となります。隣人にしてみれば、鳴っているのは分かっているが、部屋にはいることができずに止められない。で、玄関でチャイムを鳴らしてみたが不在のようだ(それは、そうでしょう)。
木造アパートなどでは、当然、相当な騒音になりますから、迷惑きわまりなく、安眠妨害でもあり、困ったものです。こんな時は、どうしたらよいのでしょうか?
賃貸住宅で大家や管理人が同居している場合は、苦情を言いましょう。非常事態として合い鍵で入室し、止めてくれる可能性があります。
問題は、分譲マンションなどの場合です。鍵屋を呼んであけさせたら当然、
住居不法侵入となります(法廷において、目覚まし時計を止めるというのが正当な理由と認められるかといえば、難しいでしょう)。
警察に、となりの部屋で異音がするなどといって来てもらう手も考えられますが、目覚まし時計と分かれば、「持ち主が帰ってくるまで我慢するしかない」ということになるでしょうから、隣人としては泣き寝入りしかなさそうです。
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