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弁当というのは、作るのに1時間かかっても食べるのは10分。逆に言うと、食べる子どもの方は何とも思っていなくても、手間をかけている親の方がいろいろな思いを弁当にぶつけ、また、弁当から感じるものです。
最近、息子や娘が、弁当を全部食べずに残して持ち帰る……そんなことも、親にとっては心配のタネになってしまいますね。体調が悪いのでしょうか? それとも、学校でいじめられているとか、何か悩みでもあるのでしょうか? 人間関係のトラブルに巻き込まれていないか、充分に食べる時間を与えられていないのか、心配ですね。
多くの場合、こういった心配は無用なのですが、どうしても気になるようなら、弁当の量を思い切って減らしてみましょう。
減らしたら残さなくなったのなら、単純に量が多かっただけです。減らしたのに残してくるのなら、精神的な要因(失恋なども含みます)の可能性が高いでしょう。また、「なんで弁当が少なくなったの?」と逆に聞いてくるようなら、今度は残さず食べるかを聞いて、また増やしてあげると良いでしょう。
最悪の場合には、学校でいじめられていて、弁当に唾や雑巾の絞り汁をかけられてしまって食べられないということもあり得ます。
しかし、こういう場合は、子どもはとかくいじめられていることを隠しますから、どこかで弁当を捨ててくるはずです。残して持ち帰っているうちは、そこまで過度な心配をすることはないでしょう。
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