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新宿と渋谷は良く比較されるビッグターミナルで、乗り入れ路線も新宿でJR4・私鉄2・地下鉄3、渋谷でJR2・私鉄3・地下鉄3ですから、ほぼ拮抗しているようにも見えます。
ところが、駅名で考えると、もはや比較にならないほど新宿の方が多いのです。新宿駅にちなんで「新宿」が付いている駅名は、南新宿(小田急線)・新宿三丁目(丸ノ内線)・東新宿(副都心線)・西武新宿(西武新宿線)・新宿西口(大江戸線)・西新宿(丸ノ内線)と多数あり、さらに西新宿五丁目(大江戸線)や新宿御苑前(丸ノ内線)を含めると8駅も存在します。
対する渋谷駅は、なんと1つもありません。渋谷駅のみなのです。小田急線の神奈川県内に高座渋谷という駅がありますが、これは地理的には渋谷駅とは関係ありません(名前の由来は関連説あり)。
実は路線名でも、西武新宿線・都営新宿線・湘南新宿ラインの3つがある新宿に対し、渋谷と付く路線名はありません。せめて東横線が「渋横線」なら良かったのですが(誰が?)。
ちなみに、駅名バリーションでは、浦和駅がとても多く、
東浦和・西浦和・北浦和・南浦和・中浦和・武蔵浦和と揃っており、浦和駅を「白浦和」、武蔵浦和を「発」浦和と読み替えれば麻雀牌のようだと言われることがあります。
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