新宿と銀座、どちらも大きな街ですが、どっちの方が、繁華街として大きいのでしょうか。東京を代表する繁華街としては、どちらが勝っているのでしょうか? いろいろな見方があります。しかし最も有力な意見は、「銀座」という括りが、「新宿」という括りに比べて制限が多く、比較自体が妥当でないと言うことです。つまり、銀座という街には、定義としては、有楽町や日比谷、さらに広げて新橋・京橋・日本橋などは当然に含みませんが、これらは実質的に連続していて、つながった一体としての街をなっています。ですから、「銀座vs新宿」ではなく、「銀座一帯vs新宿」とか「都心vs新宿」で比べないとおかしいのです。 新宿駅周辺は、「新宿区新宿」「新宿区西新宿」「新宿区歌舞伎町」と、わずかに渋谷区千駄ヶ谷・渋谷区代々木が絡んでいますが、これらは普通、エリアとして「新宿」と読んでおり、日比谷や新橋をさして「銀座」とは言わないのとは少し異なります。 それをふまえて、繁華街別の商業売上規模の統計情報をご紹介します。 出典不明のものなのでいささか正確さや信頼性には欠けますが、次のような数字を見つけました。 2009年 01位 大 阪 梅 田 1兆0653億3018万円 02位 大 阪 心斎橋 1兆0072億6537万円 03位 東 京 新 宿 1兆0006億5300万円 04位 横 浜 横 浜 7407億1900万円 05位 福 岡 天 神 6153億6600万円 06位 札 幌 大通薄野 6142億6400万円 07位 神 戸 三宮元町 5891億5897万円 08位 東 京 銀 座 4989億6300万円 09位 京 都 河原町 4847億1466万円 10位 仙 台 仙 台 4837億6600万円 11位 東 京 渋 谷 3718億8300万円 12位 東 京 池 袋 3075億9000万円