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医者になりたくないが、医学部を受けろいわれて困る

 
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 これは、「あるある」です。

 多いのは、家業が開業医で、これを継がせるために、息子や娘に「医学部を受けて医者になれ」というものです。また、その夢が叶わないと、「医者と結婚して、婿になってもらえ」などと自分勝手なことを言い出すこともあります。放っておきましょう。

 もう一つは、学校や塾が、成績トップの生徒に対して、医学部を受験させようとするものです。これも、医学部への合格者数を稼ごうという考えに過ぎず、個人の将来を考えたものではありません。「お前のためを思って言うんだ」なんてウソですから、相手にしてはいけません。

 全ての職業の中でも、医者というのは適性のあるなしが激しい職業です。
死体や患部などのグロテスクなものに耐性が必要です。また、ある意味「接客業」なので、対人関係や会話が苦手な人にはむきません。他人の肌や体に触れることに抵抗がある人など、もってのほかです。雑な人、手先が不器用な人なども、論外です。

 医者の適性がない人が医業に突いていることほど、周りにとって迷惑なことはありません。医者になりたくないのなら、お願いですから、ならないでください。

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