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大抵の好き嫌いは、子供のうちに多く、大人になるにつれてなくなっていくものです。タマネギにしろピーマンにしろ、大人になっても「嫌い」なんて言っている人はごく少数です。
そこへいくと、納豆に関しては、「嫌い」と言い放つことが、ある程度の市民権を得ていると言えます。「わたし、納豆苦手」と言う人の顔は、ある種の自信に満ちてさえいます。これには、納豆を食するのは主に東日本の文化で、西日本の誇りとしてそんなものは食べたくないという、こだわりのようなものを感じます。
しかし、偏食は良くありません。食べ物の好き嫌いは、形にあらわれた心の偏りです。実際、ひそかに「納豆を食べられるようになりたい」と思っている人は多いようです。好き嫌いなど、克服するに越したことはありません。
さて納豆嫌いを直す秘訣ですが、納豆はあのニオイが、苦手の元なのです。ですから、鼻にティッシュを詰めて食べる練習をしましょう。こうすると、口の奥から鼻に回るニオイも防げて、残るは味と歯ごたえだけです。ネバネバは、納豆特有のものではありません。オクラ、キムチ、山芋などを思い出して下さい。
そして、付属の「納豆のたれ」は上級者向きなので、
苦手な人は最初は醤油を大量に入れて臭みを消しながら食べましょう。味になれてくればやがて、くせになります。そうしたら、鼻ティッシュを外すときです。味が好きになれば、あのニオイも自然と好きになってくるはずです。
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