クレジットカードというと、何を思い浮かべるでしょうか？　おそらく、VISAが浮かぶ人が多いでしょう。また、ステータスを好む人なら、何と言ってもDinersカード。そして、AMEXもまた、人気のカードですね。

　でも、ちょっと待って下さい。日本には、JCBカードという国産国際ブランドがあります。VISAやMasterほどの加盟店数はありませんが、JCBは独自で世界中に加盟店を持つ、国際カードなのです。

　これは、日本のその他のカード（DC,Nicos,SAISONなど）がVISAやMasterと提携することで世界中で使えるようにしているのとは意味が異なります。

　従って、日本人なら、特に外国では、少なくともJCBが使える店では、なるべくJCBを使って応援するというのが本来の姿でしょう。

　もっとも、国産車を買わずにベンツやBMWを購入して人に自慢するような売国奴でしたら、JCBでなくDinersを使うというのも分からなくはありません。いずれにしても、愛国精神が希薄と言わざるを得ないでしょう。

　当のJCBもそのあたりをうまくアピールして日本人の心に訴えれば良いと思いますが、 そこは慎ましさと奥ゆかしさを重んじる日本企業と言うことで、あまり積極的には宣伝していないのでしょうか。