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母親の呼び方変更を志向する若者たち
現代の日本では、家庭の大半が、産まれた子供に対して父親・母親の呼称を「パパ」「ママ」と教え込んでいるようです。言いやすいですからね。一方で、大人になったときに、対外的には「うちの母が」とか「おふくろが」と言い換えます。
ですが、本人に向かって「母」はおかしいですし、「おふくろ」もなかなか本人の理解が得られないでしょう。「お母さん」「母さん」「おかん」等が一般的でしょう。しかし、だからといって急に呼び方を変えるのは不自然な上に照れくさい。
問題となるのは、主に、友達の前でのこと。友人が遊びに来たときや、外出時に人前で大声で「ママー」とは呼びにくいものですね。なんだかマザコンなのではないかというような気さえしてしまいます。ましてや、結婚後、妻の前で母親を「ママ」と呼ぶ男性は考えもの。しかし、一緒に暮らすかも知れないことを考えると、問題は深刻ですね。
一つには、立派な家庭を持って、立派に仕事をしていれば、母親の呼称ひとつ何だっていいじゃないかということです。逆に、お茶目な部分を一つぐらい残しておいてもいいのです。むしろ、自分に自信を持っていない人の方が気にする傾向にあります。
変えるなら、タイミングの一つは
成人式でしょう。母親からすれば、これまでの呼び方を変えられてしまうのは、一種さみしいことでもありますので、思いやることも忘れずにしたいものです。
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