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慶應大学にコンプレックス抱く早稲田大学の学生

 
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 昔から、早稲田と慶應は、ライバル視されてきました。その出自から言っても、一方は福沢諭吉、一方は大隈重信という明治時代の重鎮で、半端でない歴史があり、政財界に多くの人材を輩出し続けている、名門中の名門であることは疑いがありません。

 ですから、六大学野球などにおいても、早慶戦は特別の熱気で盛り上がり、さながら、伝統の一戦といわれる巨人・阪神戦のようです。そして、新宿・歌舞伎町のコマ劇場前広場になだれ込み、噴水で泳ぐ若者多数、というのが以前の風物詩でした。

 そんな早稲田と慶應ですが、こと、イメージとなると、圧倒的に慶応が良いのが現状です。というより、むしろ、早稲田は、鈍くさいイメージがつきまといます。かたや港区・三田にキャンパスを構え、早稲田は高田馬場の田舎くさい立地。そして、全体的に男臭いムードで、育ちの良い人が慶応に、たたき上げが早稲田に、という感じがしますね。慶応は、洗練されて、オシャレで、センスがよい。

 早稲田の学生や出身者は、まさにそういったところで慶応に対抗心を持ち、社会に出てからも慶応閥を作って、結束を確かめ合い、慶応に対抗します。一方で、慶応出身者は、良く「早慶」とまとめられるものの、実際のところはあまり意識していないというのが正直なところのようです。

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