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病院で順番を抜かされた、対応と苦情はどうする?

 
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 病院というのは、どこも待ち時間が長くて、ウンザリしますね。予約制をうたっているところでも、なぜかけっこう待たされるのが普通です。

 大抵の病院の待合室には、「治療内容により、診察の順番が前後することがあります」というような主旨のことが書かれています。ですが、実際問題として、自分よりも明らかに後に来た人が先に呼ばれると、心中穏やかではなくなりますね。

 かといっていちいち文句を言ってクレーマー扱いされるのはイヤですし、貼り紙を指さして諭されるのがオチでしょう。

 こんなときは、まず一人目の時はじっとこらえましょう。「きっと、重病なんだ、深刻な病状なんだな。気の毒に」と考えれば、腹も立たなくなります。美人に見えても、怒ってはいけません。「顔はあんなに美人だけど、健康に重大な悩みがあるのだな」と哀れんであげましょう。

 さらに順番を飛ばされて、二人目が入ったときも、やはりこらえるべきです。腹が立つのは分かりますが、待合室の静寂を乱しても得るところはありません。先に呼ばれた人を後ろから精一杯睨み付けるにとどめておきましょう。

 またさらに飛ばされて、三人目が先に呼ばれたら、いよいよ立ち上がるときです。このとき、セリフはことわざを持ち出して
「いや、ちょっと、仏の顔も三度までだよあんた」と言えばいいのです。この段階に及んでは、貼り紙などなんの言い訳にもならないと、鬼のような形相をして、今こそ積年の恨みを晴らすのです。

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