楽しく読めて役に立つ、オール書き下ろし記事でお送りする新しい事典
「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
>> 子供部屋にカギをつけるか? カギのデメリット
>> ゴールデンウィークなのに彼女が女友達と旅行に……

大型連休が怖い、リア充でない引きこもりの苦悩

 
スポンサーリンク
 ゴールデンウィークなどの大型連休は、一般的には嬉しいものです。なにより、会社や学校に行かなくても良いのです。これは、普段から会社や学校が楽しいタイプの人であったとしても、なお嬉しいものでしょう。そして、連休といえば、旅行、旅行、旅行。そして、レジャー、レジャー、レジャー。

 しかし、いわゆる「リア充」でない人、独身で友人も少ない、社交的でないタイプの人にとっては、この時期は、寂しさが一層、増すのです。こういった人たちは、連休が嫌い、怖い、と感じることもあるようです。会社が休みだから人とも会わないのでそれだけでもさみしい。しかしテレビをつければ、連休の行楽地の話題が多く、自分が世間から浮いてさみしい連休を送っていることを実感させられます。

 リア充でない人はネットに引きこもりがちですが、こちらもFacebookやmixiなどのSNSにログインすれば、否が応でも、「リア充」たちの楽しい連休の記事や写真が目に飛び込んできます。

 そしてまた、残酷なことに、連休前には「ゴールデンウィークはどちらか行かれるんですか?」という会話が横行し、連休後には「ゴールデンウィークはどちらか行かれたんですか?」と聞かれることが多くなります。「いやぁ、東京で過ごしました」というように答えるのが精一杯ですが、「一緒に出かける人がいないんだよー」とはなかなか言えないようです。

 最近では「偽装リア充」といって、
せめてSNS上だけでもリア充のフリをして、充実した日々を送っているかのような記事や写真で偽装している人もいるようです。かえって悲しくなりそうな気もしますが、そのようにして気を紛らしているのですね。

スポンサーリンク
は編集部のオススメ記事です。