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近年では、子ども一人にひと部屋を与える家庭が多くなってきました。兄弟で相部屋ならともかく、個室ということになると、やはり本人としてはカギが欲しくなるものです。しかし、一方で内側から鍵がかけられるということは親を閉め出すことでもあるので、親としてはカギなどつけたくないのが本音です。
カギをつけることはデメリットだらけで、メリットなど何一つないように思えるかも知れません。
しかし、カギをつけてやらないと、内側から変な小細工でロックをしたり、自分でロック機構を作ろうとする子供もいるでしょう。それに、子どもが親に見せたくないものは、親にとっても見たくないものであったりもします。一日中カギをかけているのは問題かも知れませんが、入って欲しくないときだけ鍵をかける、というのであれば、あながち悪いこととは言えません。
親に隠し事をするというのは、自我の目覚めでもあり成長の証とも言えます。
何も悪事を隠しているのではなく、「恥ずかしいこと」を隠すのであればそれは当然です。部屋のドアに鍵をつけてやらないなら、カギ付きのロッカーか引き出しぐらいは与えてやった方が、子どもの健全な成長にとっても、マイナスとはならないでしょう。
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