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サヨナラ、緑の新幹線。残るは、奇抜な新幹線ばかり

 
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 東北新幹線や上越新幹線で使われてきた200系が、定期運行から引退するそうです。大変さみしく、残念なことです。

 華々しいデビューを飾った、東海道新幹線の「ひかり号」「こだま号」から、あの飛行機の先頭のようなデザインは新幹線の象徴でした。そして、青色だった東海道。山陽新幹線に対して、東北新幹線開業時に同じ外観で緑色の車体を目にし、なんと斬新だと思ったことでしょう。

 これで、「山手線は緑、中央線はオレンジ」と同じように、新しく開通する新幹線は、全て色違いでそろえていくのかと思い、心を躍らせた人も多かったものです。

 しかし、東海道新幹線は、次第に車両の形をいびつで過度に未来的なものにしていきました。それでも、青というカラーを守っただけよかったかも知れません。

 JR東日本は、それはもう無茶苦茶でした。およそ色に関する考え方が、
いい加減なのでしょう。色も形状も統一感のない車体を次々に投入し、利用者は車両を見てもどこ行きなのかを判別しにくくなってしまったのです。それどころか、新幹線なのかどうかすら分からないような車両ばっかりです。

 もう一度、あの日の新幹線に戻ってきて欲しい。そう感じるのは、鉄道ファン全員に共通の願いなのではないでしょうか。

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