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常磐線はビールや酒を飲む乗客が多いのはなぜ

 
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 路線ごとに乗客の客層・文化が違うのは大変興味深く、お笑いピン芸人柳原可奈子が『総武線の女子高生』をネタにしていたのは正に秀逸と言えます。そこへ行くと、常磐線は、良く、ビールを飲んでいる客が多いと言われます。

 休日の昼間ではありません。通勤電車としての常磐線、平日の夕方~夜にかけて、上野発取手・土浦方面行きの常磐線列車(常磐線快速)の車内は、居酒屋の様相を呈してきます。胸ポケットにツマミを入れて、缶ビールやチューハイを飲む。飲みながら帰宅する層が多いのです。

 この傾向は、湘南方面電車(東海道線など)にも見られますが、特に常磐線が顕著で有名です。一つの理由は、常磐線方面は割と後発でベッドタウンとして開発されてきた経緯があり、一人暮らしの若者よりも、一戸建てファミリー層が多いのが実態で、いきおい、乗客は年齢層が高く、要するにお酒好きなサラリーマン層が多いのです。

 逆に、車内での飲酒が少ないのは、
中央線です。これは、中央線が中距離列車の新宿発着をやめ、都心からの電車は通勤タイプの車両しか走っていないことが大きく関係しているでしょう。また、沿線文化としても、そういう雰囲気ではないのかも知れません。中央線沿線は、居酒屋文化が発達しており、飲み歩くには他線に勝るところもあります。

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