関越自動車道寄居パーキングエリアが、「星の王子様」をテーマにしたテーマパーク風の「テーマパーキングエリア」として改装し、エリア内はレストランも軽食コーナーも売店も、星の王子様を模した作りとなり、ＢＧＭまで流れています。

　レストランは、鶏のコンフィや牛肉の赤ワイン煮などのメニューまであり、価格はまさかの千円台後半まで。そして、軽食コーナーもしゃれたオムライスやサンドイッチを出す店になっていて、好評を得ているようです。

　しかし、好評なのは、あくまでも、カップルやファミリーなどの客層のみ。ＰＡの主たる客層である職業ドライバー、トラックやバスの運転手などからしてみれば、偉い迷惑。こっちはカツカレーやラーメンライスをなどを安い値段でガッツリ食べたいのに、軟弱メニューのオンパレード。

　しかも、こちとら仕事で運転してるのに、この浮ついた雰囲気は癇に障るっつーんだよ！と思ったとしても仕方がありません。

　今回の実験は明らかに「やりすぎ」で、 言わば、電車の車内でＢＧＭを流すのと同じように、一部の人にこびるあまり、不要な押しつけで他の客を不快に陥れる暴挙という見方もあるようです。