「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
鉄道の通勤型車両の多くには、運転席や車掌室のある最前部または最後部の運転室と隔てる壁(窓)に水平に手すりが付いています。普段は良いのですが、これが凶器となるときがあります。
それは、通勤ラッシュなどの満員の時です。この場所に立っていて、満員電車となり、列車のゆれと共に他の乗客に押されると、この堅い手すりが体や背中に当たって、大変痛い思いをします。経験されている方も多いのではないでしょうか。
問題は、この手すりの高さにあります。ちょうどつかまりやすい高さかも知れませんが、骨盤や肩胛骨など、人の大きな骨に当たりやすい位置にあることがあり、これが災いします。
通勤ラッシュでは、圧迫による肋骨の骨折などの事故も案外多いといいます。
この手すりは、事故の元となり得ますので、何らかの工夫や対策が必要でしょう。
は編集部のオススメ記事です。