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街と街の中心へ、そして地底深くへ・東横線

 
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 JR東日本による「湘南新宿ライン」の運行が開始され、渋谷~横浜の乗客を奪われると危機感を抱いた東急電鉄は、東横線に特急の運行を始め、「東横特急」との愛称を付けました。「街と街の、どまんなかへ」が当時のキャッチコピー。

 しかし、東横線の横浜駅は、横浜~桜木町の廃線に伴って、地下5階に異動し、正直にいってかなり深く、他線への乗り換えも時間がかかり大変不便なものになりました。横浜駅といえば台風や津波の際の浸水が心配されていますが、そんなときに地下5階に取り残されたらと考えるとぞっとしますね。

 そしてまた、地下鉄副都心線との直通運転開始に伴い、
渋谷駅も地下5階という非常に深い位置に移動で、これも大変に乗り換えが不便で、時間がかかります。

 「街と街の、どまんなかへ」が、確かに上から見ればそうなのですが、横から見れば下に大きくずれていて、他線に比べると、駅周辺での待ち合わせ時刻に対してだいぶ早く着くように行かなくてはならないでしょう。

 「街と街の、深い深い地底へ」。これが、正しいキャッチコピーだといわざるを得ませんね。

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