中央線の複雑さは異常! (5)深夜早朝の総武線直通中止
(5)深夜と早朝は、総武線との直通がなくなること
中央線各駅停車が、中央・総武線と称して、三鷹-千葉間を直通運転しているのは、利用者からすればもはや、直通という感覚はなく、「そういう路線」として受け止めている面があります。
これは、ほぼ全ての電車が直通している「半蔵門線-田園都市線」でさえ渋谷を境界に「ああ、ようやく渋谷だ、こっから半蔵門線だ」と実感するのに比べると、かなりの一体感があります。もちろん、事業者がおなじJR東日本であることもあるのでしょう。
しかし、
普段から乗り慣れている人でも戸惑うのが、この深夜早朝。この時間帯はなぜか、中央線は快速も各駅停車も全てが東京駅発着となり、総武線は錦糸町・両国・浅草橋・秋葉原ときてお茶の水が終点になります。
ですから、例えば秋葉原から新宿に行くには、御茶ノ水駅で乗換が必要なのです。御茶ノ水駅では、同じホームの反対側での乗換になるので、乗り換えは苦ではありませんが、時間帯が時間帯だけに、待ち時間があります。
この時間帯だけに存在する東京駅発着の中央線各駅停車は、お茶の水を過ぎると緩行線に転線します。東中野や千駄ヶ谷、飯田橋といった快速通過駅は、深夜・早朝だけは、東京駅に乗り換えナシで行かれるのです。
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