(3)快速と呼んでいるものが、中野から各駅停車になること 中央線の快速は、都心においてはバツグンの速達性を発揮します。何しろ、東京駅を出ると、神田・御茶ノ水・四ッ谷・新宿と、たったの3駅で山手線(神田~新宿)を横断。駅も4つに3つ飛ばしてくれます。 都営新宿線も快速運転をしていますが、中央線快速の良いところは、快速だけで3~4分おきに走っていること。いっくら早くても、来るまでに待つのでは意味がないですからね。 さて、新宿の次は中野なのですが、この先は、なんと、全ての駅に停まります。「After Nakano, We will stop all stations beyond」という英語の放送と共に、車内にはため息が。それもそのあず、中野~三鷹は、黄色い電車、つまり「中央・総武各駅停車」が並行して走っているのにも関わらず、全駅に止まるのです。 このことを理由に、中野より西では、快速の下り電車を「各駅停車」と案内したり、表示したりしています。すると、中央快速線を走るのも「各駅停車」、中央緩行線を走るのも「各駅停車」で、ますます良く分からなくなります。