「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
クルマの運転が苦手だという人の中で、特に多いのが「右折が苦手だ」「右折が怖い」というものです。右折を避けるあまり、右に曲がるところを通り過ぎて、左に3回曲がって擬似的に右折するという人も、現実に居ます。
実際問題として、右折は事故の原因になることも多く、危険なことは確かです。右折で大切なポイントは3つあります。
(1)タイミングの見極め
対抗直進車が途切れないと右折できないわけですが、これは、距離だけで見てはいけません。対向車のスピードもあるので、「あとどのくらいであのクルマがここに到達するか」は、チラ見ではなく、1秒ぐらいは見ていないとスピードがつかめないため、予測できません。また、歩行者が途切れているかどうかも同時に見る必要があります。
(2)横断歩道を見る
右折した先には大抵、横断歩道があります。クルマばかり見ていると、ここを横断中の歩行者につっこんで跳ね飛ばし、人身事故につながってしまいます。しかし、ある程度スペースのある交差点では、クルマが途切れた段階で右折して横断歩道の手前で一旦停止し、つぎは横断歩行者が途切れるのを待つ、というように2段階で右折できます。
(3)後ろの右折車が気になる
苦手な人ほど、自分の後ろに並んでいる右折車
に急かされているような気になりますし、タイミングを逃すと、クラクションを鳴らすようなクルマも居ます。このようなクルマを気にしないようにすることも重要です。
は編集部のオススメ記事です。