昔から、マンションのような集合住宅は、社宅やアパートなどの仮住まいであるか、一戸建ての家を購入できない貧乏人が買うものと相場が決まっていました。しかし、バブル期に数億円もするような億ションが売れたことや、逆に狭小敷地に立つミニ戸建てのようなものも増え、最近では、一戸建ての方がマンションより高いとは必ずしも言えない状況になってきました。 住宅を購入する本人達からしたら、まさに、好みでどちらを買うか決めれば良いような状況になっています。 しかし、マンションを購入した後に、やはり一戸建てを購入するべきだったと後悔する事例があとを絶たないようです。 ひとつには、子供が生まれることで、地域の付き合いが広がることです。 子供の学校の友達はみんな近所ですが、子供自身が、一戸建てのおうちの友達をうらやましがり、自分の家がどうしてマンションなのかと親に聞いたりするわけです。 また、マンションほど企業の商業主義で売られている物件はありませんから、その時は気づかなくても、数年たつごとに、マンションの不利な点がたくさん、肌身に感じて分かってきます。