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家を買ったが転勤に。人に貸す?メリットとデメリット
家を買ったら転勤になった、というのは典型的なサラリーマンの悲哀ストーリーとして語られます。普通はローンの支払いがありますので、転勤先で家賃を払わなければならないことを考えると、転勤の間だけでも自宅を賃貸に出して家賃を得る、というのは重要な選択肢となってきます。
貸す場合のメリットは、その金銭面だけです。家は人が住んでないと傷むとか、換気をしてもらえるから悪いことばかりじゃない、とか、そんなのは、他人が言ってくれるなぐさめ文句程度の意味しかありません。
デメリットは、大きいです。せっかく新築の家を手に入れたのに、たとえ2~3年でも人に貸して好き放題やられたら、もう帰ってきたときに、自分の家ではないような気がしてしまうかも知れません。人間、自分のものだと思えば大切に使いますが、人の物だと思えば乱暴に扱ってしまうのが常。
賃貸住宅や団地に比べると、近隣関係も家単位で成立しますから、たった2~3年でもその家に別の人が住んでいると、近所の人からの認知も薄くなってしまいます。ましてや、帰ってきたときには、前の借りていた住人と比べられて「あの人の方が良かった」だなんて思われたら癪に障ります。
転勤の場合は何年で戻ってこれるという確約がないのが
普通なので辛いかも知れませんが、貯金を崩しても、できる限りは「貸さない」という選択をする方が、後々の後悔は少ないでしょう。
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