東京都が実施した、繁華街の利用実態の調査結果があります。データは平成１３年のもので、それ以降には同様の調査は行われていないようです。しかし、重要なデータですので、紹介していきたいと思います。

　23区の都民が、普段、頻繁に利用する繁華街としてあげたもののランキングです。

新宿駅周辺　２０．３％
池袋駅周辺　 １６．４％
渋谷駅周辺　９．９％
銀座駅周辺　１１．０％
錦糸町駅周辺　３．９％
上野駅周辺　４．９％
浅草駅周辺　２．１％
吉祥寺駅周辺　４．３％
立川駅周辺　０．０％
八王子駅周辺　０．０％
町田駅周辺　０．１％
赤羽駅周辺　１．６％
　錦糸町、浅草などの東京東部の集客力が大きく出ていますね。東京の場合、区部は東、市部は西なので、当然の結果と言えます。しかし、２３区でも辺境の地にある池袋が、渋谷や銀座に比べて大きな数字を獲得しているのは注目できます。やはり、下北沢・自由が丘・中野・三軒茶屋に相当する繁華街が、２３区北西部に少ないことから、池袋に集中するのかもしれません。成増、大山、練馬などの発展が望まれるところです。