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「買い先行」マイホームの買い換え 新居を買ってから旧居を売る

 
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 最初に購入した物件が手狭になり、新しい物件を買って引っ越したいと考えている人は、とても多いようです。しかし、住宅ローンがからんでくるので、なかなか難しく、買い換えは一部の恵まれた人でないとできないのが実状です。

 何といっても、新居をゆっくり選んで、引っ越してから、旧居を売りたいと考えるのが当然です。この場合には、「新居のローン」と「旧居のローン残債」の両方を重複して背負う期間が出てきます。従って、両方のローンを合わせた金額の分だけ、与信がないといけません。与信枠が5000万円ぐらいある人が、旧居のローン残債2000万円であれば、3000万円のローンは可能です。今借りているのとは別の銀行に相談してみましょう。

 しかし、一部の銀行は、いまだに「住宅ローンを1人が2本並行して借りている状態」自体を許さない傾向があるので、注意が必要です。

 与信枠が足りない場合は、新居の売買契約に、
「○○ヶ月以内に旧居が売れない場合は白紙撤回」などの特約を付ける方法や、業者買取で旧居を確実に買い取ってもらうなどの方法がありますが、後者は買いたたかれる運命にあり市価の8割以下。前者も、足元を見て高く売りつけられる危険があります。

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