
ところで、「泳げる」とは、何でしょう? これは、とりもなおさず、「息継ぎをできる」ということです。息継ぎをできて始めて、連続的に泳ぐことができるようになります。あとは持久力の問題になります。自転車の「乗れる」に相当するのは、水泳においては「息継ぎ」に他なりません。
「背泳ぎ」は息継ぎ不要ですが実用的ではありませんし、顔を上げたままの平泳ぎ(カエル泳ぎ)は正式な水泳として学校では認めてもらえないからです。
小学校未就学の幼稚園児などでは、水難事故の心配もありますので、水泳教室はまだ早すぎます。この時期に習いはじめても、習得が早くなることはありません。
お勧めは、小学校2年生か3年生です。学校のプールの授業で刺激を受けて、 本人に「泳げるようになりたい」という気持ちが高まっています。また、4年生になると中学受験の準備も忙しくなりますし、この時期で泳げないともはや「恥ずかしい」ので、遅すぎます。