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不動産屋と結婚といってもいろいろパターンがあります。大別すると、
(1)大手不動産会社の社員
(2)中小不動産会社の社員
(3)小規模不動産屋社長やブローカー
(4)分譲地や分譲マンションを手がける会社の社員
になります。※管理会社は除きます。
(1)の場合は一般的な大企業サラリーマンと変わりませんが、独立して自ら不動産屋を起業する目標を持っている人もいるので、その場合はいずれ(3)に変わると心得る必要があります。また、仲介を主としている大企業(住友不動産販売、野村不動産アーバンネット、東急リバブルなど)についてはノルマ営業をしていることが多いので、年収や仕事の繁忙がまちまちです。また、土日に休めないということを念頭に、家族サービスなどは期待できないことを考慮する必要があります。
(2)は仲介が主で、駅前に店舗を構えているセンチュリー21などのチェーンに加盟しているところも含まれます。こちらも、土日に休めない他、優秀な人は独立志向を持っていますので、(3)になることを念頭に置くべきでしょう。
(3)は、不動産こそ男の勝負するべき場で、
売買の美味しい話を扱い、自ら物件を買い、たくさんの物件を所有していく国盗りゲーム的要素になってきます。当然、失敗して破産などのリスクも伴います。うまくいけば、大金持ちです。
(4)は、ノルマ営業をしていることが多く、一部、投資物件などを脅迫的な手法で販売している会社もありますから注意が必要です。
いずれの場合にも、宅建(宅地建物取引主任者)を取得していない人との結婚は慎重にするべきです。この業界には必須の資格ですし、これが取得できないようでは、能力や将来性に疑問が尽きます。
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