「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
同僚やサークル仲間などの結婚式で、「アイツは呼ばれたのにおれは呼ばれなかった」みたいなのは、良くあることでそれほど気にすることはありません。結婚式への招待客は、友人の大切度合いの序列ではありません。より親しい、大切な友達から順番に招待するわけではないのです。招待する側は「くくり」「グループ」で考えることが多く、一人だけポツンとなってしまうような招待の仕方は、割ける傾向にあります。
ですから、「○○ちゃんは呼ばれたのに、私は呼ばれない」というのは、特に悪意はなく、むしろ配慮かも知れないと捉えるべきです。
しかし、自分が当然入っても良いはずのくくりの中で、自分「だけ」が呼ばれていないとなると、話は変わってきます。結婚式は最初から人数の上限が決まっているわけではないので、むしろ大して仲が良くない人でも、ある「くくり」に入っていれば、後のトラブルを避けるために一括して招待してしまうのが普通だからです。
こういう場合は、まずテーブルの人数の都合を疑います。8人掛けのテーブルだった場合、あるくくりの友人を9人呼ぶと、一人あまってしまいます。こういうときは、4人と5人に分けて他のくくりと相席にしたりすることが普通ですが、1人削ってちょうどよくするという荒技に出る性格の人もいます。こうなると、「誰を削るか」の話で、自分が落とされてしまったのだと考えざるを得ません。
もしくは、嫌われている、積年の恨みがある、
心を許していない、など悪意があることも可能性としてはでてきます。
しかし結婚式など、呼ばれれば休日を丸々抑えられた上に出費もバカになりませんから、呼ばれない方がトクだと考えることもできます。結婚式に呼んでもらえなかったことを恨みに思って絶交するのも大人げないですから、自分は相手にとってその程度の存在だったのだと割り切り、自分の中でもその友達のランクを1つ下げることで対処してはどうでしょうか。
は編集部のオススメ記事です。