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男でピアノを習ってるなんて、格好悪い、ダサイ、女々しい
男のクセをして、ピアノを習っているだなんて、なんだか女っぽくて格好悪い……そのように考える子どもがいるようです。子どもにとって、ピアノとは、幼稚園の先生やしずかちゃんが弾くもので、なんとなく男っぽくないというのは分かります。
事実、ピアノを習っている子どもの大半は、女の子でしょう。これは一体、どうしてなのでしょうか?
やはり一つには、男らしいのは「スポーツ」であり、家の中でやるような趣味は女っぽい、編み物やお菓子作りみたいなもんだという思い込みがあるのでしょう。
そしてまた、いい大人になっても、「趣味がピアノ」というような男性は、何だか男らしくなくて、好感が持たれにくい面があります。楽器というのは何かと独りよがりなイメージがありますから、趣味がピアノだなんて言われると、孤高の人のような感じで近付きがたいですね。
こういった女っぽい趣味に関して良く言われるのが、
「でも、一流は男」というものです。料理がその典型で、一般に料理は女がするものですが、お店を開いたり、一流レストランの一流シェフは、大体決まって男。ピアニストも、世界に名だたるピアニストは男性の割合が多いのも事実でしょう。
趣味を聞かれて「ピアノ」と堂々と答えている人はほんの一握りで、もしかするともっとたくさんいるのかも知れません。
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