「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
弁護士は、医師と並んで最高のステータスを持つ資格ですが、人数から言ったら弁護士の方が圧倒的に少なく、なるためのハードルも高くなると言えます。また、高収入のイメージもつきまといますから、結婚相手としては人気の職業です。
弁護士とは、裁判が主な仕事ですから、味方にすれば頼もしく、敵にすれば怖い存在です。従って、デメリットの一番大きなものは、弁護士と結婚して、離婚したくなった場合です。弁護士相手の離婚裁判ですから大変です。
もちろん、あなたの配偶者が離婚専門の弁護士でないなら、自分は離婚専門の腕利きの弁護士を連れてくれば良いのですが、腕利きの弁護士が報酬のために仕事として裁判に臨むのに比べ、たとい離婚が分野違いでも自分自身のために弁護士自身が望む裁判では、前者の勝ち目は大きくありません。
弁護士といっても、扱う分野は多種多様で、人に恨まれることの多い職業でもあります。特に、借金の取り立てや、不動産がらみ(立ち退きなど)、また刑事裁判でも被告つまり殺人犯などを弁護する立場になることから、犯罪被害者や遺族にどうしても恨まれてしまいます。
弁護士の年収は非常に幅が広く、
低い人では一般会社員に毛が生えた程度のこともあり、その割には周囲の人に「弁護士だから金持ち」という目で見られます。祝儀や香典などにあたり、多めに包まないと「ケチ」のレッテルを貼られて、損する危険があります。
は編集部のオススメ記事です。