昔から、プロポーズと言えば日本においては結婚申込みのこと。そして、男から女に対して行なうものであることが前提であるかのように話されてきました。それが当たり前の時代もあったのでしょうが、当然ながら、プロポーズはどちらからしようが本人の自由。というわけで、女性から男性にプロポーズするのは、「あり」でしょう。

　しかし、これはあくまでもプロポーズする権利があるというだけです。交際中の彼氏と結婚したいと思っている女性にとって、何よりも大切なのは、最終的に彼氏と結婚することです。プロポーズしてもOKしてもらえないのでは、意味がありません。

　私からプロポーズは逆効果？やぶ蛇？　彼のプロポーズを待つべき？　これが、女性側の悩みの本音でしょう。

　男性も十人十色ですから一概には言えませんが、大多数の男性にとって、女性からのプロポーズは逆効果かも知れません。なぜなら、男性は結婚＝束縛と思っているので、あまり早期の結婚は望んでいないケースが多いからです。ですから、プロポーズされると「引く」可能性が十分あります。そしてまた、男性は自分の「結婚したい」という気分が高まっているときに自分からプロポーズしますので、高まっていないときに女性からプロポーズすると、待っていればOKだったものが、ダメになってしまうかもしれないというリスクがあります。

　昔から、女は待つもの、男は攻めるものです。長い付き合いの中で よほど彼のことを分かっていて、例えば自分からプロポーズできるような甲斐性のある人でないとなれば、女性側からするしかありませんが、基本的には待つのが良いかもしれません。