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妻の祖父や夫の祖母の葬式 行くべき?それとも欠席OK?

 
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 葬式や通夜というのは、あまり面白いものではありません。久しぶりの友人や親戚と会える可能性ぐらいが唯一の楽しみでしょう。すると、「自分の配偶者の親族」の通夜・葬式というのは、久しぶりの友人や自分の親戚とは会えませんから、まあ、最も行きたくない類のものです。

 とはいっても、配偶者の親や兄弟が死んだ場合には、特別な事情がない限り、通夜・葬式には参列するべきです。では、配偶者の祖父や祖母の葬式の場合はどうでしょうか?

 この場合、死んだ本人には殆ど会ったこともなければ、死んで当然の年齢にも達していて、特別な感情も持ちにくいものです。また、配偶者の祖父母は通常4人居て、お互いを足すと8人になりますから、こんなに互いに参列するのは馬鹿らしいとも言えます。

 まず、宿泊を伴わなければ行かれないほどの遠隔地であれば(例えば、東京在住で、九州や北海道など)、常識的に言って、時間と交通費のムダですから行かなくて良いでしょう。東京~名古屋ぐらい離れていれば、これもやはり、行かなくて許されるものと考えられます。東京~千葉ぐらいの距離だと、他の予定と重なっていなければ、行ってあげてもいいかもしれません。

 通夜や葬式を欠席する際には、「仕事が」などの言い訳はよしましょう。それだと、
仕事と通夜を比較して仕事が大事だと言ってることになってしまいます。今後も、親族の葬式はきっと何度もあるのです。そのたびに言い訳をするのですか。遠い親戚の弔事には参列しない、そういう人だと毅然とした態度でいた方が、かえって理解されるでしょう。

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