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年賀状というのは、いろいろと自慢の場でもあります。写真をさりげなく貼って旅行に行ってきた自慢や、所属先を書くことによって進学・就職に関する自慢が可能です。その他に、家を買った、子供が生まれた、などの自慢がありますね。
そんな風に、年賀状で自慢をしたかったときに限って、親族の誰かが亡くなり、喪中で年賀状が出せなくなったりするものです。これは、ジンクスなのでしょうか?
まず当たり前ですが、喪中ハガキに於いて、出産の報告など厳に慎むべきです。人の生と死は相反するものです。他の、家を買ったり進学・褒賞など、一切の自慢は書くべきではないでしょう。というより、喪中ハガキには近況報告自体も不要です。
自慢したいときに限って喪中になったのは、何かの戒めだと捉えることができます。その喪中のせいで、あなたは余計な自慢をして恥をかくことがなくなったのです。これは、感謝してもしきれないほどありがたいことです。亡くなった親族は、死んであなたを諫めたのだと考えることも可能です。
自慢とは、本人は自慢と思っていなくても周囲は自慢と感じて不愉快なものなのです。
礼節を尽くすために出す年賀状でかえって非礼になることは、考えてみればバカバカしいことですので、避けなくてはなりません。
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