結論から言いますと、おばあちゃんというものは、特定の孫を「えこひいき」する傾向が強いと言えましょう。孫の方から見るとそれほど気にならなくても、その孫の親から見ると、自分の母が、自分ではなく兄弟の子どもの方を可愛がっているというように見えますから、内心穏やかでありません。 なぜ、孫を平等に扱わず、えこひいきするのでしょうか? 孫のえこひいきには、いろいろな理由があります。 1.初孫をひいきにする 待ち望んだ初孫はやはり可愛いものです。 2.最後の孫をひいきにする 「末っ子が可愛い」と同じパターンです。 3.娘の娘をひいきにする 息子の子よりは、娘の子が可愛い。これは、生物学的に当然です。そして、娘の子のうちでも、男より女が可愛い。 4.孫の親(つまり自分の子)に対するひいきの延長 自分が兄弟の中で可愛がられていた方でない自覚があるなら、自分の子も可愛がられないのは仕方ないでしょう。 5.子の配偶者が気に入らない 特に、「息子の嫁」が気に入らないケースが多く、この当てつけで、この嫁の子ども以外の孫をひいきします。 6.孫の素質 何と言っても、これです。ひいきされている孫は、その孫自体、本当に可愛く利発で賢いというパターンです。