電子メールというものは、通常は出しっぱなしではなく、最初のメールに始まって何往復かして、一連のやり取りが終わるものです。常識的に考えて、相手のメールに質問文がなくなり、自分もいいたいこと・聞きたいことが終われば、それで終わりです。そのあとに、「じゃあね」「またね」「おやすみ」などのメールが一往復して終わるのが普通です。 逆にいうと、この最後の一往復のあとにさらに送るのは余計だということです。「じゃあね」「またね」「うんお休み」「おやすみ~」では、1往復余計というものです。 しかし、世の中には、絶対に自分のメールが最後にならないと気が済まない人がいるのです。ですから、こういう人とメールをすると、最後に1.5往復、意味のないメールが飛び交うことになるのです。 そういう人どうしだと、もっと大変です。根気勝負かガマン比べのようにして、えんえんと続くことになるでしょう。 こういった人たちは、概して、これまでに「メールの返信がない」と友達に 激怒された経験などがあってトラウマになっていたりするものです。「最後のダメ押しのメールは、要らないし、余分だよ」と優しく言ってあげるのもいいかもしれませんね。