アルバイトの面接なんて、人生で一度きりの勝負でもないですし、あまり気にする必要はないのですが、実際に落とされると落ち込むものです。そして、まともな人なら、反省すべき点を直して、次は落ちたくないと思うのが当然です。

　一方で、アルバイトは優秀な人を取ろうと考える場ではないですし、企業の新卒社員を採用するようなほど真剣に人を選別しているわけではありません。ほとんどが面接した店長等の独断ですから、一番悪い方に考えたとしても、単に店長に認めてもらえなかっただけです。

　また、募集に対して応募が多いときには落とされやすいですし、少ないときは採用されやすい傾向があります。当たり前ですね。ただ、企業の新卒採用と違って、募集人数も応募人数も公表されることがなく、また、応募が多いかどうかは、求人広告にどれだけお金を使ったかによりますので、ほとんど応募者には分からない事項です。

　これらを踏まえた上で、落とされるのは、まず人間的に問題がある場合です。これは、不潔である（清潔感に欠ける）、挙動不審である、尊大で偉そう、などです。

　また、勤務できる時間が限られていて、使いにくい場合です。 曜日や時間帯についてバカ正直に細かい要望を出すと、まず落とされやすくなります。

　逆に、学歴などはあまり重要ではないので、「高卒だから落とされた」などと思いこんで逆恨みしないようにしたいものです。