「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
あれほど欲しかった就職先の内定も、いざ辞退するときになると気が重いのは誰でも同じです。しかし、体はひとつしかありませんから、内定先から就職先を一社に絞らなくてはならないのは仕方がないことです。
内定辞退は基本的には電話かメールで伝えることになりますが、そうすると呼び出しがかかる場合があります。もちろん、引き留め工作のためです。書類を書いて欲しいなどの口実を言われることもあるでしょう。
このような呼び出しには、応じなければいけないのでしょうか? どちらかというと、できる限り行かないことです。なぜなら、執拗な引き留め工作があるかもしれないので、それで自分自身の判断が揺らいでしまうことがあり得るからです。つまり、また心変わりをして、引き留めに応じてしまうリスクがあり、これは絶対に避けるべきことです。
仮に、内定辞退をやめてその会社に就職したところで、一度は内定を蹴ろうとした「反乱分子」「裏切り者」ということが人事ファイルには残ってしまうでしょう。すると、もう幹部候補ではあり得ないし、出世の芽も最初から絶たれてしまうかもしれません。それどころか、あとでバラされて、社内イジメにあうかも知れないのです。
もちろん、会って詫びることで義理を通すことも大切ですが、
自分の一生の問題なので、軽々しい気持ちで呼び出しに応じることは、避けた方が良いでしょう。
は編集部のオススメ記事です。