マンション・アパートなど共同住宅に住んでいる場合において、近隣トラブルと言えば何と言っても「騒音」です。中でも、楽器、ペットと並んで、騒音の原因のトップクラスと言えるのは「足音」であり、特に「子どもの走り回る音」です。 子どもは、体重は軽いものの、無意味に跳んだり跳ねたりしますし、それも長時間続けたりするので、確かに、騒音としてはタチの悪いものです。 しかし、人が住んでいれば、ある程度音が出るのは仕方のないこと。ましてや、遊び盛りの小さい子どもに「走り回るな」と言いたくはありませんね。 では実際のところ、下の階への振動・足音は、どのぐらい気をつけるべきなのでしょうか? ひとつのポイントは、階下の部屋の家族構成を調査することです。下の部屋にも小さい子供がいたりペットを飼っている場合には「お互い様」と考えてくれる可能性が高いので全く気にする必要はありません。会ったときに「すみません」と口だけで言っておけば、改善する必要はないでしょう。 下の部屋の住人が年寄りだけの時は、 普段の会話で耳の遠さを確かめます。小さい声でしゃべるかけて気づかなければ、耳が遠いので、大丈夫です。 それから、時間もポイントです。夜9時以降は、足音は控え、洗濯機の使用もなるべくやめた方が良いでしょう。