埼京線は、かつては赤羽線と呼ばれた池袋-赤羽間の短い路線と、東北新幹線高架建設に関して地元への見返りとして建設した通勤路線を直通させたもので、現在では新宿より南、渋谷・大崎を経て新木場まで直通運転がされています。 新宿に直通で行かれるだけでなく、渋谷などの人気タウンの他、お台場方面まで直通で行かれることから、東北線・京浜東北線よりもかえって人気があるかもしれません。 埼京線の沿線には、数多くのマンションが毎年のように供給されています。何よりも価格帯が魅力的で、中央線や東横線沿線に比べればだいぶ価格がこなれていて、それでいて城東地区・千葉方面のような不人気地区でもないため、「狙い目」と映るものと思います。 埼京線沿線でも利根川に近い地域は冬は風が吹き荒れて寒いので、駅から離れている場合は注意が必要です。また、浮間舟渡は中洲に位置するため、災害時(特に水害)の心配があります。戸田公園も同じく水害の心配があるほか、競艇場があるため付近のガラが良くないとの指摘もあります。 埼京線はJRの割に終電が早いことでも有名で、 また痴漢が多発する路線で知られており、実験的に車両内に監視カメラが取り付けられている列車もあります。痴漢のトラブルを避けたい人からすると、敬遠するべき路線であると言えます。