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口を直接付けて飲んだものを、回し飲みするケースは、多々あります。特にこのような場面では、半強制になっていることが多く、拒むことが難しいのが現状です。子供同士でも良くありますし、運動部の練習もしかり、飲み会や友達同士との食事だったり、ひどい場合は口のみの水筒を「飲ませてくれ」と要求して、人のものを口を付けて飲んでしまう人だっていますね。
どのような病気でも口でうつるわけではありませんが、感染症は、口飲み・回し飲みによって、当然、うつる可能性があります。
しかし日本的な文化の中では、このリスクを共有することで仲間意識を高めることにこそ意義があるとする指摘もあります。要するに、病気や苦難も共有し、同じ泥船に乗ってこそ本当の仲間だというのです。なんて野蛮なんでしょう!?
当然、断ると「私と間接キスするのがそんなにイヤ!?」と凄まれる可能性があります。ましてや、病気がうつるリスクを主張すると「オレ様が病気だって言うのか!?」と怒鳴られるでしょう。
残念ながら、日本の多くのコミュニティは、科学的な理由や正当な人権を以て回し飲みを拒否する自由は、認められるほどに成熟していないのです。断るなら、
そのコミュニティをはじき出される覚悟が必要ですが、かえってそうしてもらった方が得策かも知れませんね。
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