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汚い!? 古紙・再生紙を利用したティッシュに注意

 
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 日本国内のティッシュペーパーは、概ねパルプを原料としたものであり、再生紙を利用したものは10%未満にとどまっているといいます。自分で買ってきたティッシュなら箱に表示がされていますが、街頭などで配っているティッシュは注意が必要でしょう。

 鼻をかんだり、公衆トイレで使う程度なら良いのですが、わが国では暗黙の内に「ティッシュはきれいなもの」として使う傾向があります。ちょっとしたケガで血を吸い取るときとか、お皿がない状態で菓子やパンを置くのに敷いたり、まあ、顔を拭いたり目をこすったり、コンタクトレンズを置いたりということもあると思います。

 再生紙というのは、どんな状態にあったか分からない紙が原料となっています。極端な話、ゴキブリをつぶした新聞紙や、トイレで読んだ週刊誌、伝染病の人が読んだ本なども含まれます。これらは、高熱処理をされて病原性こそなくなっているかもしれませんが、まずもってゴキブリの死骸が入った紙にお菓子を載せるなど、考えたくもないですね。また、細菌やウイルスは加熱で死滅しますが、化学物質としての毒素は熱に強いものもあります。

 肝腎なのは、「ティッシュはきれいなもの」という固定観念
を捨てることなのですが、日常生活で「ティッシュは不衛生」を前提にしてしまうと不便ですし、日本のティッシュは殆どが実際に清潔なので、難しいところです。

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