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「~という気持ちでいっぱいです」というバカっぽい表現を言い換える

 
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 スポーツ選手やら何やら、街角の通行人でもそうですが、インタビューされたときの受け答えで「○○という気持ちでいっぱいです」という受け答えをする人が増えています。

 この言い方は、非常に子供っぽく、従ってバカっぽいので、やめた方が良いという指摘があります。どちらかというと、語尾に収拾がつかなくなってこんな表現になるのかも知れません。しかし、「いっぱいです」は、「~という気持ちでおります」よりもその気持ちが強いことが前提になりますし、「いっぱい」自体が砕けた言葉ですから、あまり格好がつきませんね。

 では、どのように言い換えたらいいのでしょうか。実は、「気持ち」も要らないはずの言葉ですね。「感謝の気持ちでいっぱいです」は、「感謝しています」「とても感謝しております」でよろしい。「嬉しい気持ちでいっぱいです」は、「とても嬉しく思っております」とか、ストレートに「嬉しいです!」の方が好感が持てます。

 「悔しい気持ちでいっぱいです」は、言葉として崩壊しています。
こんな使い方はおかしいですね。「悔しいです」「悔しくて仕方がありません」などで良いのです。

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