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間違いだらけの「手の洗い方」、指先を上にしないとウイルスが…

 
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 風邪やインフルエンザも、空気感染ではなく主に接触感染で広がっていくことが分かってきました。したがって、マスクやうがいよりも手洗いの方が有効とされます。なぜかと言えば、感染している人が咳をする際に口などを抑えると細菌やウイルスが付着し、その手でドアノブ・取っ手やつり革・手すりなどを触れば、ウイルスが付着するからです。

 ところで、手を洗うときにはしっかり泡立てて20秒間、「キラキラ星」を歌いながら洗うと良いなどとされますが、もっと大切なことがあります。それは、指先の爪の間に細菌やウイルスが多く潜んでいると言うことです。洗い方をあやまると、それをむしろひろげてしまうというから大変です。まず指先をしっかり洗いましょう。

 ここからが問題です。良く、手を洗うときは手首まで洗いなさいと言いますが、なかなか現実的ではないですね。そして、仮にどこまで洗ったとしても、洗ったところと洗わないところの境目ができてしまいます。境目よりも上の方は、当然、ウイルスや細菌が付着しています。最後に手をすすぐ段階では、泡を全て落とすために、泡が付いているところよりもやや上からすすぐでしょう。すると、その「洗ってなかった部分」のウイルスを全て、せっかく洗った指先の方に流して広げてしまうのです。

 これを防ぐためには、最後のすすぎは、
手首よりも指先が高い位置になるようにしてすすぎます。すると、少なくとも指先に近い方は清潔に保ったまま手洗いを終えることができます。

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